長い季節に寄り添うオールシーズン対応素材
コットンならではの柔らかな肌あたりは袖を通した瞬間から心地よく、素肌に触れてもストレスを感じにくいのが特徴です。
長い季節に寄り添うオールシーズン対応素材です。
また、hatake –LIFE COLOR– では、 自然由来の染料でありながらも、色落ちや退色が起こりにくい染色方法を採用しています。
日常使いを前提に、自宅でのお洗濯がしやすいこと、繰り返し着ても印象が変わりにくいこと、そうした実用性にもきちんと向き合いました。
自然の色を特別な日のためだけではなく、毎日の暮らしの中で気負わず着ていただくために、素材選びから染め、仕上げまで、「続けて着られること」を大切にしています。
立体シルエットで魅せる
ワンランク上のデイリースウェット
立体的なシルエットと着心地のよさを両立した、こだわり設計のスウェットが仕上がりました。
他のスウェットとは少し違ったデザインを楽しめ、デイリーで活躍します。
まず目を引くのは、切り替えを入れて膨らみを持たせた立体的な袖。丸みのあるシルエットが、カジュアルながらもきれいさを引き立てます。
袖口は手を通しやすいよう配慮した仕様に。着脱のしやすさはもちろん、動作の邪魔にならないストレスフリーな着心地を実現しました。
さらに、太めの裾リブが腰まわりにしっかりフィット。メリハリのあるラインをつくり、どんなボトムスともバランスよくまとまります。
着るだけでほどよい立体感と抜け感が生まれる、そんなデザインになっています。
愛知県美浜町・丸茂農園のみかんが、服になる。
今回も、企業・農家・生活者が協力し、資源を循環させる取り組み 「hatake –LIFE COLOR–® プロジェクト」 に参加させていただきました。
これまで、レタス・コーヒー・桃・メロンなど、さまざまな農作物から生まれる“色”と向き合ってきたこのプロジェクト。
今年は 愛知県美浜町・丸茂農園さんのみかんの皮や選定された枝葉で染めた生地を使い、スウェットを制作しました。
ハタケライフカラーは、野菜や自然素材から抽出した生きている色の力を借りて、本当の美しさと、新しい価値を服として届けるプロジェクトです。
化学的に均一化された色ではなく、その年その土地、その作物からしか生まれない、揺らぎのある色が魅力です。同じ色は二度と生まれない、自然由来の揺らぎがそこにあります。
それは「不完全」ではなく、自然と共に生きる証としての個性です。
ハタケライフカラーは、循環するモノづくりです。
農家さんが丹精込めて育てた作物の、食べられる部分は美味しく、きれいにいただく。
皮など、どうしても食べられない部分だけを使い、染料を抽出し、抽出後の出涸らしは堆肥化し、再び畑へ。
染められた生地は、さまざまな洋服へと姿を変える。
作る人、育てる人、着る人。 それぞれが一方通行ではなく、ゆるやかにつながり続ける循環です。今回のスウェット制作にあたり、実際に愛知県美浜町・丸茂農園さんを訪ね、取材とみかん収穫を体験させていただきました。
畑に立ち、土に触れ、その場で感じる空気や香り、農家さんの言葉を存分に体感してきました。
その後は生搾りみかんジュースのイベントにも参加し、 実際に染めに使われるみかんの皮や、「循環」の一部を身体で体感してきました。
机上のサステナブルではなく、現場に足を運び、手を動かし、感じたことすべてがこの一着につながっています。丸茂農園さんでの取材や、みかん収穫、循環の現場を収めたYouTube動画もぜひあわせてご覧ください。
このスウェットがあなたの日常の中で、少しだけ立ち止まり、背景や物語に思いを馳せるきっかけになりますように。