大量生産の時代に、職人が一つ一つ手作業でジュエリーを作り上げるということ。
その価値は、もはや数えきれないほどの“モノ”に埋もれてしまった“心”を取り戻すようなものです。
リサイクルシルバーの中でも最高純度を誇る "silver 999" は、「ピュアシルバー」と呼ばれ、加工が難しく、大量生産に不向きな素材です。
その美しさと強度を引き出すために高度な技術を要するのです。
しかし、高い技術を持った職人が鍛造することで強度を上げ、美しく丈夫に仕上げることを実現しています。
大量生産では決して味わえない、唯一無二の美しさ、手の温もり、そして何よりもそのジュエリーが持つ個性。
時間をかけ、手間を惜しまず作られた一つのジュエリーは、あなたにとって唯一無二の存在となってくれます。
職人情報
RIKU SHINAGAWA
22歳の時、現代美術家の兄に影響を受け独学で金属の加工を始める。その後、伊丹市の彫金学校で古来の技術、アートジュエリーの考え方を学ぶ。
鍛造技法によるアナログな技法で素材の調合から完成までを一貫して自らの手で制作し、作品制作を行っている。
生命や自然の作り出す美しさと、貴金属のもつ古くから変わらない高貴で無機質な美しさの対極性に魅力を感じ、それらが合わさった時に感じる人間の本能的美意識に訴えかける装飾としての在り方を模索し続けている。
自身の作品制作を行う傍ら、様々なファッションブランド、ジュエリーブランドの制作を手掛ける。